

採用競争が激化する昨今、企業が欲しい人材を獲得していくことは容易ではありません。採用活動を成功させるためには、企業側が採用広報を積極的に行っていくことが必要不可欠です。
採用広報の手法は多岐にわたりますが、この記事では特に、コーポレートサイトのリニューアルが採用活動に良い効果をもたらす理由についてご紹介します。
目次
Webにおける採用活動

採用活動において、求職者に情報を届けるための媒体は幅広くなる一方であり、特に求職者が手軽に情報を取得できるWebでの発信の影響力はより一層増してきています。
Web発信にもさまざまな方法がありますが、特に自社サイトは、企業が自由な形でPRできるという大きなメリットを持っています。
採用活動に力を入れている企業は、コーポレートサイトとは別に、採用情報に特化した採用サイトを作成して豊富な情報掲載を行っています。しかし、コストや運用面の理由から採用サイトを持たずに、コーポレートサイト内での掲載に留めている企業も少なくありません。
コーポレートサイトは求職者にも見られている
「就活生は就職情報サイトで企業を比較していて、各企業のWebサイトまではあまり見ていないだろう」
「うちには採用サイトがあるから、とりあえずそれだけ更新していればOK」
そんな風に思っていませんか?
実はそうでもありません。
株式会社キャリタスが2025年3月卒業予定の大学生および大学院生(修士)約1000人に行ったアンケート調査※によると、求職者が志望する企業を「探す」段階においては就職情報サイトの重要度が高いものの、志望企業の「理解を深める」段階においては自社サイトの発信がとても重要であるという結果が出ています。
さらに、就職活動中に企業の「コーポレートサイト」を閲覧した学生は9割以上、中でも特に熱心に閲覧した学生は7割近くもいました。この数字は、「採用サイト」の閲覧度合いともそれほど大きな開きがなく、学生は企業研究のために、採用サイトだけでなくコーポレートサイトも重要な情報源であると認識していることが分かります。
Webサイトの“鮮度”を保つことの重要性

同調査では、9割近くの学生が、「採用サイトのデザインや情報が古いこと」が企業への関心や志望度に少なからず影響すると回答しています。
就活生たちは採用サイトだけでなくコーポレートサイトも同様に閲覧しているため、コーポレートサイトにおいても同じように感じる方が多いはず。採用サイトは新しくしているからといってコーポレートサイトのアップデートを怠っていると、顧客や株主などからの信頼を損ねるだけでなく、求職者の志望度にも影響する可能性があるということを頭に入れておかなければなりません。
せっかく就活情報サイトから自社サイトへの誘導に成功しても、そこで志望度が下がってしまっては大きな損失となります。特に採用サイトを持たない企業は、コーポレートサイトの「新しさ」の重要性がなおさら増すでしょう。
古いサイトの特徴

では、ユーザーにとって「古いWebサイト」と感じさせるポイントはどういった点なのでしょうか。
まずは自社のコーポレートサイトが以下に当てはまるか確認してみましょう。
掲載情報が古い
当たり前ですが、掲載されている情報が最新ではない場合、ユーザーは「古い」と感じます。
Webサイト全体としては、
- 掲載写真の画質が悪く、古そう
- 「○○現在」「○○時点」などの年月日が古い
- ニュースリリースに新規記事が投稿されていない
- 沿革が更新されていない
などの点が挙げられます。
特にコーポレートサイト内で採用情報も掲載している場合は、
- 社員インタビューに最近入社した社員が掲載されていない
- 募集要項の実績値が最近ではない
などの点にも注意しましょう。
Webサイトの更新が滞る理由として、「更新できる知識を持った担当者がいない」「更新を外注する予算がない」などがあります。
OS工芸社では、CMS※を用い、社内で比較的簡単に更新可能なWebサイトにリニューアルすることもできます。また自社更新範囲のご相談も可能です。
ただし、難しいレイアウトなどは知識のない方が編集すると表示が崩れる可能性もあるため、注意が必要です。

- コンテンツマネージメントシステム。専門知識がない人でも管理画面から比較的簡単な操作でWebサイトを管理・更新できるシステム。代表的なものに「WordPress」がある。
レスポンシブ(スマートフォン表示)対応していない
ページの表示崩れは、「整備されず放置されているサイト」と思われる可能性があります。
現代のWebサイト閲覧環境はPCだけではなく、スマートフォンやタブレット端末の割合が高いため、どの環境から見ても問題ないように表示を整えておくことが求められています。このように表示を最適化することを、「レスポンシブデザイン」や「レスポンシブ対応」と言います。
レスポンシブ対応することで、検索エンジンの評価向上による認知度アップ、メンテナンス工数の削減による更新性の向上や更新漏れ防止などのメリットもあります。レスポンシブについては、別記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
レスポンシブ対応していないWebサイトは、モバイル端末で閲覧した際に以下のような特徴があります。
- 文字や画像が小さすぎる、または大きすぎるため見づらい
- リンクが小さくて押しづらい
- 表が画面からはみ出しており、スクロールしての閲覧もできない
SSL化されていない
SSL(Secure Sockets Layer)とは、WebブラウザとWebサーバー間の通信を暗号化する仕組みのことであり、Webサイトの閲覧ユーザー情報(お問い合わせなどの個人情報等)を保護する役割があります。
つまり、SSL化されていないページは、第三者に通信を傍受・改ざんされる脆弱性を持っているということです。
さらに、閲覧時に以下のような警告文が表示されるため、求職者に「セキュリティに配慮していない企業」というマイナスイメージを与えてしまいます。

近年はフィッシング詐欺による被害増加などから、インターネットにおける安全意識も高まっており、今やSSL化は当たり前になってきています。また、Google社もSSL化されたWebサイトを優遇すると発表していることから推奨事項となっています。
SSL化の設定については別記事をご参照ください。
デザイントレンドを取り入れていない
ユーザーはデザインの流行を生活の中で常に目にしています。
そのため、Webサイトに積極的にトレンドを取り入れていないと、ユーザーが閲覧した際に違和感を覚え、「なんだか古臭い」と感じられてしまいます。
レスポンシブデザインも、時代の移り変わりとともに生まれたデザイン手法です。現代の閲覧環境やユーザー行動に合わせてWebサイトを設計・デザインし、ユーザーに違和感や不快感を与えないことが重要です。
また、最近は映像・アニメーションなどを用いたWebサイトも多く、それらの要素がないWebサイトも静的で「古い」と感じる人が多いでしょう。
Webサイトの表示速度が遅い
デザインと同じくWebサイトを作る技術も日々進化します。最新の技術でWebサイトが作成されていないと、表示速度が遅くなる可能性があります。サイトの表示速度低下はユーザー体験に影響を与え、Webサイトからの離脱も招きかねません。
その他にも、サーバープログラムのバージョンアップが行われていないことでサポート外となり、表示崩れや「突然ページが見られなくなった!」ということもあり得ます。
Webサイトは目に見えている部分だけでなく、内在的にも経年劣化が発生するため、定期的なメンテナンス、リニューアルが望ましいでしょう。
OS工芸社のリニューアル実績
これらのポイントに留意しながらコーポレートサイトのリニューアルを行うことは、顧客や株主だけでなく、求職者に対しての企業イメージ向上にもつながります。
OS工芸社の豊富なリニューアル実績の一部をご紹介します。
ダイソーケミカル株式会社様
リニューアルに際し、事業内容・取扱製品など事業に関するページを重点的に刷新。その後、採用情報も情報の精査と拡充を行い、求職者に対する効果的なアプローチも叶えるWebサイトとなっています。
新たに取材・ライティングを行って制作した社員インタビューのページを通して、イキイキと働く先輩社員の想いや働く環境を知ることができます。

みづほ工業株式会社様
新設した「みづほ工業について」のページでは、自社の強み・特徴を端的にPR。求職者が、採用情報に関する部分だけではなく企業全体について理解するのを助けます。
「生産体制」のページや「カクハンラボ」の記事は、顧客だけでなく、モノづくりの現場や研究内容に興味を持つ可能性の高い研究職・技術職志望の理系学生にとっても有益な情報となっています。

今回の記事のまとめ
- 近年、採用活動におけるWeb発信の重要度は高まっており、自社サイトは自由な形で発信を行えるというメリットがある
- 求職者は就職情報サイトや採用サイトだけを閲覧しているのではなく、コーポレートサイトも重要な情報源であると認識している
- Webサイトが「古い」ことは求職者の志望度に影響を与えるため、コーポレートサイトの定期的なメンテナンス、リニューアルが必要
コーポレートサイトの全面リニューアルはたしかに理想的な改善策ではありますが、予算やタイミングの都合ですぐには難しいという場合もあります。OS工芸社では、こうした事情を抱えた企業様に対しても、部分リニューアルや採用サイト新設などのご提案が可能です。
また、社員インタビューの取材・ライティング、写真撮影なども実施しています。採用情報の掲載でお悩み、発信方法の改善をご検討の際はぜひ一度お声掛けください。
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